ウォーターサーバーを選ぶ際には水の種類の他にもサーバー本体も床置き式か卓上型かを選ぶことができます。どちらがどのようなご家庭に向いているのかを考えていきましょう。
床置き式ウォーターサーバーの特徴
まず床置き式の特徴です。多くの場合ウォーターサーバーと言われるとこの床置き式のものを想像されるかと思います。床の上に直接サーバーを設置し、高さは大体100?120センチ程度になり、蛇口部分は大人にとっては少し低く、子供には少し高い位置となり、温水にはチャイルドロックがついているサーバーがほとんどなので子供のやけどの心配は少ないでしょう。もちろん万が一チャイルドロックが外れてしまった場合のことを考えて常に注意は必要です。
ボトル交換の際は、12リットルの水が入ったボトルを100センチ程度は持ち上げなければなりませんが、コスモウォーターのようにボトルを足元に設置するタイプの物も出ているので、サーバーを選ぶ際の一つの基準としてはいかがでしょうか。
卓上型ウォーターサーバーの特徴
次に卓上型ですがスペックとしては床置き型も卓上型もあまり変わりなく、温水のチャイルドロック、省エネ機能なども装備しています。ただ会社によっては卓上型の場合12リットルのボトルに対応しておらず少量ボトルのみの場合もありますのでお気を付けください。卓上型のいいところは、場所を取らないところで、現在ご自宅にある棚の上でもキッチンカウンターでも設置可能です。
キッチンカウンターなどの上に置けば大人にとっては給水しやすく、子供の身長では届かないので安全かもしれませんが、その分何かの拍子で落ちてこないような対策が必要になります。また高さがある分ボトルの入替え位置も高くなります。卓上型の場合は上部にボトルを設置するので、棚やキッチンカウンターの高さ+ウォーターサーバー分も持ち上げないといけません。女性一人で簡単に・・・というわけにはいかないかもしれませんね。
設置場所も考えよう
床置き型の場合、部屋の中のある程度の面積かつ直射日光を避けられる場所をウォーターサーバーのため確保しなければなりませんが、卓上型の場合面積ではなくウォーターサーバーの重さに耐えられる台、棚を確保する必要があります。サーバー本体だけでも10キロほどあり、それに満タンの状態でボトルを追加することを考えると最大で約30キロ程度になります。卓上型の設置にはこの重量に耐えられるしっかりとした台が不可欠です。
設置場所・各家庭環境によりどちらのサーバーが適しているかは異なってくると思いますが、一度設置すると動かすことも難しく、契約の状況によっては解約したくても違約金がかかる場合がありますので、しっかりと吟味してお選びください!