立冬が過ぎ、本格的に寒くなってきましたね。この季節になると皆さん気になるのは「インフルエンザ」ではないでしょうか。小さなお子さん、受験生がいるご家庭では家族全員予防接種が必須!なんてご家庭もあるかと思います。今年は例年に比べて市中に出回るワクチンの数が少ないというニュースが流れていますね。しかし予防接種をしていても、インフルエンザに絶対かからないというわけではないので、まずは自分で出来るところから予防していかなければなりません。
加湿器に使う水は何が適している?
そのインフルエンザウィルスが苦手なものとして有名なのが「湿度」です。冬の間は部屋が乾燥するので加湿器などを使用して、部屋の湿度をある程度保った方がインフルエンザウィルスの住みにくい環境を作り出せます。さて、その加湿器に使う水には水道水、浄水器の水、ミネラルウォーターや天然水・RO水のどれが一番適しているかご存知ですか??
「きれいな水を入れた方がきれいな空気が出てきて身体に良さそう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は加湿器に使う水は水道水が適しています。一般的に水道水は塩素殺菌処理が施されている為、雑菌が繁殖しにくいのです。反対にミネラルウォーターや天然水、浄水器の水を使用すると殺菌されていない分、給水タンクや浄水フィルタにカビや雑菌が発生しやすくなります。またタンク内に水以外のもの、例えばアロマオイル・香水・薬草・ジュース類などをいれてしまうと故障に繋がる可能性があるので注意しましょう。加湿しながらアロマの香りを楽しみたいという場合は「アロマ加湿器」と表記されている専用の加湿器を購入することをおすすめします。
水道水は雑菌が繁殖しにくいとはいえ、1,2日おきに一回は清掃しなればやはり殺菌効果は薄れ、菌が繁殖し始めます。そのまま加湿器を使用してしまうと部屋中に菌をばらまくことになってしまいますので
常に清潔さを保つように心掛けなければなりません。加湿器は水道水、飲用水はウォーターサーバーでこの冬を元気に乗り切りましょう!