お水を使ったお酒の楽しみ方
お酒をそのまま飲むのもいいですが少し工夫をするだけで、お酒がより楽しくなります。今回はお水を使った一味違う楽しみ方を模索してみませんか?
お湯割り・水割り・ロックで一杯
ウイスキー、焼酎それにリキュールなどちょっと濃いめのお酒はお水を組み合わせることでよりおいしく飲むことができます。
お湯割り
お湯で割ることで度数を下げ、人肌より少し暖かい温度にすることで飲んだ際に体に染み渡るお酒のお湯割り。ふわりと漂う香りがたまらないですよね。
日本酒や焼酎に特におすすめの飲み方です。
お酒とお湯の割合は焼酎なら6対4、日本酒なら8対2がおすすめです。
人肌より少しあったかい45℃前後にしたいのでお湯の温度は日本酒なら90℃前後、焼酎なら75℃前後がおいしく飲めそうです。
ウォーターサーバーがあるなら日本酒は通常の温水モード、焼酎はエコモードで入れるといいですよ。
ただし、アルコールの揮発が気になる方は日本酒の場合もエコモードのお湯を使うようにしましょう。温度が下がる分アルコールがとぶのを抑えられます。
ポイント
お湯が先、お酒は後
おいしくお湯割りを作るコツはお湯を先に器に注ぎ、お酒は後から注ぐことです。理由はお湯の温度を少し下げるため、アルコールは高温だと揮発しやすいので先にお湯を注ぐことで少し温度を下げるのがポイントです。
お酒を注ぐと自然と対流が起こるので混ぜる必要はありません。くいっと飲んじゃいましょう。
ちなみに焼酎には前割りという技もあります。あらかじめ6対4で水割りを作り数日間寝かせたものを温めて飲むのです。面倒な一方、アルコールが抑えられまろやかな味わいになりおすすめですよ。
水割り
ウイスキーや焼酎におすすめの飲み方です。
作り方は以下の手順通りで簡単。
- グラスに氷を入れてグラスを冷やします。
- グラスにお酒を注ぎ軽くマドラーで混ぜお酒を冷やします。
- お酒を冷やす際に溶けた分の氷をグラスに加えます。
- 水を注ぎマドラーで軽く混ぜれば完成です。
ウイスキーと水の割合は1対2より少し水が多め、焼酎であれば6対4、もしくは5対5がおすすめですよ。
また次の日に酒精を残したくない時の日本酒の飲み方にも水割りはおすすめです。
日本酒に対してお水を8対2の割合で注ぐだけ、日本酒の度数を下げマイルドに飲めるようにします。次の日に酔いを残せない大人におすすめな飲み方です。
ロック
焼酎、ウイスキー、リキュールならロックでもいいですね!
大きめの氷をロックグラスに入れてお酒を注ぐだけで作れます。
小さな氷で作ってしまうと氷が早く溶けてしまい中途半端な水割りになってしまうのでできるだけ球体の大きな氷を使うのがおすすめです。
球体の氷は丸形の器で水を固める。もしくは四角い氷をピックで削って作ります。グラスのサイズに対してちょうどいいサイズの氷を使うことがポイントです。
丸い氷を用意するのが難しそうであれば、コンビニなどで大きめの氷を買って代用してもいいですね。
お酒のお供にもお水
お酒を飲む際のお供にもお水がいいですよ。
チェイサー(やわらぎ水)を上手に使うことで次の日にお酒の酔いを残さずに飲むことができるからです。
チェイサー(やわらぎ水)とは
チェイサーとは度数の高い強いお酒を飲む合間に飲むお水のことです。胃の中でお酒を水で割ることで飲んだお酒の度数を下げる意味があり、また肝臓がアルコールを分解するための水を提供する意味もあります。
またお水を飲酒の間にのむことで自然と飲むペースもスローペースになるため飲みすぎの予防にもなります。
一方で注意してほしいこともあります。お水を飲むこととお酒の分解が早くなることには関係がなく、またお水を飲んだからといって飲めるお酒の量が増えるわけではないということです。
厚生労働省の情報提供サイトeヘルスネットによると男性でおよそ1時間に9g、女性で6.5g程度の純アルコールを分解できるそうです。そして血中アルコール濃度が一定値を超えた場合様々な酩酊症状がでます。つまり急性アルコール中毒はアルコールの分解と血中アルコール濃度のバランスによって決まるためお水を挟むことでお酒のペースを落とせば急性アルコール中毒になりにくくなることは間違いないでしょう。
ただし健康を考えるのであればアルコールの一日の摂取量は20g程度にすることをおすすめします。
飲酒の間に飲むお水でお酒がおいしくなる?
チェイサーは健康的な効果が見込めるだけではなく、お酒をおいしく飲むという点においても活躍します。
何故チェイサーがお酒をおいしくするかといえば、その理由はお水が口の中の味をリセットしてくれるからです。
お酒を飲んでいると口の中に徐々にお酒の味が残るようになります。料理の場合も同じくです。するとお酒を鮮明にして味わうことができなくなります。
そんな時にお水を飲むことで口の中に残った味を洗い流すことで、よりお酒の味を鮮明により深く楽しめるというわけです。
酒の肴によいお水
お水は料理をおいしくすることにも一役買います。
例えば煮物や煮魚です。硬度30mg/lくらいの軟水を使うことで素材に味が程よくしみ込むようになります。
またご飯を炊くときにもいいお水を使うことで普段よりおいしいご飯が食べれますし、軟水を使って出汁をとることで十分に出汁の持ち味を引き出し様々な料理の味のグレードを引き上げるのに役立ちます。
お酒を飲む際の肴にもぜひお水をこだわってみてください。
ポイント
良い出汁とったら出汁割りも
カツオ、タイ、おでん、そばなど良い出汁が取れたときにはぜひ出汁割りも試してください。
出汁割りは出汁さえあれば作り方は簡単。お湯割りの容量でお酒をだし汁で割ってあげれば完成です。お好みで七味をかけていただいてください。
筆者のおすすめは鯛だしで割る出汁割りです。焙った鯛のアラを水から煮出した出汁で飲む日本酒は最高ですよ!
お酒に合う水は
お酒には軟水が合います。可能であればお酒を造っている産地の天然水がおすすめです。
硬度は30程度のものが、程よいすっきりさやまろやかさがあり、かつ、お酒の味を邪魔しないのでおすすめですよ。硬度が限りなく0に近いものよりも少しミネラルが混ざっているものを選ぶようにしましょう。
お酒を飲むときにウォーターサーバーは便利
お酒を飲む際ウォーターサーバーがあると便利です。
気が向いたときに天然水がないということが防げ、温水を自由なタイミングで使えるからです。
お酒飲みがウォーターサーバーを選ぶ際にはぜひ気にしてもらいたいことがあります。ウォーターサーバーにエコモードがあるか、水の硬度はどれくらいか、そしてデザインはいけてるかです。
エコモードがあるとお湯割りの際に便利、水の硬度は30mg/lくらいが料理にもお酒にも合わせやすい、そしてしゃれた飲み方にはしゃれたデザインのウォーターサーバーが映えるからです。
それらを加味したおすすめのウォーターサーバーはフレシャスのdewoです。おしゃれな天然水のウォーターサーバーで70℃前後になるエコモードが完備、選べるFRECIOUS富士は硬度24mg/lで30mg/lより少し低いですがくせがなく生かしやすい水質をしています。
ウォーターサーバーの導入の際に検討してはいかがでしょうか?