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海外では当たり前??海外でのウォーターサーバー事情

この夏、街中の商業施設や住宅地にあるショッピングモールなどでウォーターサーバー業者がイベントを行っているのをよく見かけました。夏の暑いシーズンが一番の需要期だからかもしれません。しかしそれでもご自宅にウォーターサーバーを設置するのが当たり前、というには程遠い普及率だと思います。日本国内では昔から上下水道の設備が整っているので、水道水が飲めない地域は少なく、浄水器を使用して水道水を利用する場合や、水道水が美味しいという土地が山間部などにたくさん存在するためです。しかし、世界中を見渡してみれば水道水をそのまま飲める国はほぼないと言っても過言ではないでしょう。


たとえば初めての海外旅行の際、水道水を飲まないようにと注意を受けたことはありませんか?代わりにペットボトルのミネラルウォーターがホテルの部屋に数本置いてあったり、お店にはセルフサービスのウォーターサーバーが置いてあったりします。特に東南アジア圏は日本のように上下水道が整備されていないため、飲料としては適さない、また現地の人は平気でも飲み慣れてない日本人の体質に合わないこともあります。歯磨きする時のうがいもミネラルウォーターでするという方もいらっしゃいますよね。

ウォーターサーバーの発祥地であるアメリカでは、今から100年以上前に汚れたお水をろ過する機能が付いたウォータークーラーというものが出回り始め、これがウォーターサーバーの起源と言われています。それだけ昔からウォーターサーバーを利用しているアメリカで、現在日本よりも普及しているのは当然ですね。それに対して日本で本格的にウォーターサーバーが注目され始めたのは2000年頃で、水道水への不安や健康志向から急激に市場が成長しています。近年では東日本大震災での放射線問題or放射線除染問題に関連し、ミネラルウォーターやウォーターサーバーの使用率が上がっています。今後も日本人の健康志向の更なる上昇や自然環境の変化などによりウォーターサーバー市場はどんどん拡大していくのではないでしょうか。

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